ビジネスフォンのリースとは?おすすめの会社や料金相場も詳しく紹介

ビジネスフォンのリースについて、詳しく知っていますか?
結論、ビジネスフォンのリースは数年単位の長期で利用し、初期費用を抑えられる方法です。
この記事では、知っておきたい「ビジネスフォンのリースについて」「おすすめのビジネスフォンリース会社」「料金相場」について解説していきます。
ビジネスフォンとは?

ビジネスフォンとは、同一の番号で同じタイミングに複数の人が会話できる電話機のことです。
正式名称はビジネスフォンですが、キーテレホンやボタン電話と呼ばれることもあります。
機能は、
- 保留
- 転送
- 留守番電話
- 通話録音
- 内線
などがあります。
家庭用電話機であれば1番号1通話が基本であり、複数人で使用するには不向きです。
ビジネスフォンのリース会社5選

ビジネスフォンのリース会社は、以下の5社がおすすめです。
- 大塚商会
- アーチ・コミュニケーションズ
- トミザワ
- 日本テレホンサービス
- ネットシステム株式会社
大塚商会
大塚商会は、日本の多くのエリアでビジネスフォンリースの実績がある会社です。
様々なメーカーの提案が可能であるため、端末のラインアップも豊富に用意されています。
また地域の担当者がいるため、導入時の心強い味方になってくれます。
購入後のサポートも手厚いため、初めてビジネスフォンを導入する会社も安心できるでしょう。
万が一トラブルがあった場合にも、業務に支障のないように出張修理サービスや定期訪問診断などが受けられます。
大塚商会では、以下の4つの観点から新品のビジネスフォンを提供しています。
- 品質が高い
- 最新のサービスに対応している
- 部品調達が長く可能
- 保守サポートに対応
実績や導入後のサポートを期待したいときは、大塚商会を検討してもよいでしょう。
アーチ・コミュニケーションズ
アーチ・コミュニケーションズはオフィスを立ち上げた際、予算をなるべく抑えたいというときに初期費用0円の起業ができるようサポートしてくれる会社です。
ビジネスフォンだけでなく
- 複合機
- パソコン
- UTM
- 家具
- 各種工事
などがセットになったプランが用意されています。
リースだけでなく、レンタルや中古の提案も可能であるため、会社の都合に合わせた選択ができる点が魅力的です。
対応しているビジネスフォンのメーカーは、
- saxa
- NTT
- ナカヨ
- 岩通
などです。
主に東京都と神奈川県を中心に展開していて、見積もりは無料で行っています。
トミザワ
トミザワは、オフィス関連事業20年の実績がある会社です。
ビジネスフォンは10年以上の取り扱いがあり、NTT東日本一次特約店に認定されています。
販売だけでなく、工事もトミザワでお願いできるため、対応も早いです。
- 東京
- 千葉
- 埼玉
- 神奈川
であれば、即日訪問や見積もり作成もお願いできます。
オフィスの規模や業種、新品か中古かなど様々な選択肢が用意されている点が、魅力といえるでしょう。
中古のビジネスフォンであっても
- 綺麗
- 動作の確認テスト済み
- 商品管理
など適切に管理されていて、安く性能のよいビジネスフォンを導入したいというニーズに応えています。
WEBからも問い合わせができるため、気軽に相談してみるとよいでしょう。
日本テレホンサービス
日本テレホンサービスは、埼玉県にあるビジネスフォンの会社です。
ビジネスフォンのリースに2回線3台セットに4,000円程度というプランを導入しており、コストを抑えたいときに役立つでしょう。
NTT東日本販売代理店として10年以上の実績があり、NTT電話回線の申し込み手続きもお願いできます。
縁起のよい電話番号の取得や工事日程の希望にも可能な限り応じてくれるため、まずは相談してみてください。
他社で見積もりを取っているときも、価格やサポート面で相談可能です。見積もりは無料でお願いできるため、問い合わせてみてください。
ネットシステム株式会社
ネットシステム株式会社は、大阪府に拠点を置くビジネスフォンリース会社です。
多くの都道府県で無料訪問可能なため、関西圏以外の会社も利用可能です。
ネットシステムオンラインを運営し、OA機器についてリアルタイムで相談できるチャットを運営しています。
リース料金がネット上で公開されているため、問い合わせする前から料金をしっかり相談できます。
小数台だけでなく、1,000台規模まで対応できる機種も取り扱っています。業界で一番安い価格に挑戦しているため、少しでも費用を抑えたいときに相談してもいいでしょう。
ビジネスフォンのリース料金相場とは?

ビジネスフォンのリース料金相場は、月額3,000円から12,000円程度です。
一般的に4台前後のビジネスフォンを6年程度リースで利用する会社が多く、主な装置代だけでなく、PBX(構内交換機)の料金や工事費も含んだ価格で利用できます。
リース契約で必要な手数料は、
- 5年リースで約2%
- 6年リースで約1.7%
- 7年リースで約1.5%
が一般的です。
例えば1台20,000円のビジネスフォンを4台、リース料率2%で5年リースするとします。
主装置は20万円、工事費は1台15,000円と仮定しましょう。
このときは月額6,800円、支払総額は408,000円です。
ビジネスフォンのメリットとは?
ビジネスフォンのメリットは、大きく3つあります。
- 保留転送ができる
- 1つの電話番号を複数の電話機で使える
- 内線電話でスムーズにコミュニケーションできる
それぞれをみていきましょう。
保留転送ができる
ビジネスフォンは、保留転送が可能です。
保留転送とは保留後に、他の社員に転送できる機能をいいます。
保留転送ができることにより、
- 折り返しが不要
- 対応が迅速
- 外出先でも問い合わせ対応ができる機種もある
といったメリットがあります。
ビジネスフォンを導入していない場合、折り返しまでに時間のブランクが生じるかもしれません。
また場合によっては、折り返しを失念したり、機会損失に繋がったりする恐れもあります。
1つの電話番号を複数の電話機で使える
1つの電話番号を複数の電話機で使える点は、大きなメリットといえます。
電話対応の多い企業では、いかに早く電話に出るかが大切です。
1つの電話番号を1つの電話機のみで対応していると、いつも繋がらない会社だと思われかねません。
また会社の規模が多くなれば、1つの端末だけではとても対応できないでしょう。
今はビジネスフォンを利用していないという会社でも、規模の拡大とともにビジネスフォンが必要となります。
スムーズなビジネスのためにも、ビジネスフォンの導入を検討してみてください。
内線電話でスムーズにコミュニケーションできる
ビジネスフォンは、無料で内線電話ができます。
離れている社員同士が気軽にコミュニケーションが取れるため、部署間の移動時間が節約できるでしょう。
確認したことがある場合に、内線電話を使い、社内を活性化させられるでしょう。
ビジネスホンのリース期間とは?

ビジネスフォンのリース期間は、一般的に3年から7年です。
期間はリース会社と顧客で決めることが多く、相談しながら決定できます。
ただしビジネスフォンの法定耐用年数が6年と定められていることから、7年以上リース契約する例は少ないです。
リース期間中は、故障や修理は借り手の負担となります。リース会社によっては、故障や修理をサポートしているときもあるので確認してみてください。
リース期間が終了した後は、リース会社にビジネスフォンを返却します。
希望すれば再リースができる会社があるものの、1年程度の短い契約になるときが多いです。
ビジネスフォンリースが高いと言われる理由とは?
ビジネスフォンリースは高いと言われることが多いです。
理由は、大きく以下の3つです。
- 主装置を設置する必要がある
- 工事の必要がある
- リース契約期間が長い
それぞれをみていきましょう。
主装置を設置する必要がある
ビジネスフォンは、専用電話機だけでなく主装置を設置しないといけません。
そのため、そもそもかかる費用が多く、リースも高く感じられてしまいます。
主装置は小型の交換機で、外線と内線を複数共有して制御する役割があります。
工事の必要がある
ビジネスフォンは設置工事に費用がかかります。
小規模のオフィスで家庭用の電話機を使うのであれば、自分達でセッティングして工事費を節約できるでしょう。
しかしビジネスフォンは少ない台数であっても、業者に工事をお願いしなくてはなりません。
設置工事費は15,000円前後が相場ですが、その他作業派遣費が一人当たり10,000円から求められるケースもあります。
工事費を含めて月額で料金を提示するリース会社も多く、割高感があります。
リース契約期間が長い
リース期間が長いことも、高く感じる理由です。
リース期間は約6年と、新しくオフィスを立ち上げた会社には長く感じるかもしれません。
さらに料金も契約期間中、毎月支払わなければならず、負担になる可能性があります。
リースを検討する際は、契約期間についてもよく考えておく必要があるでしょう。
中古ビジネスフォンもリースできる?
中古ビジネスフォンも、リース可能です。
ただし、リース会社によっては取り扱いのない可能性もあります。
中古ビジネスフォンを希望するときは、リース会社が取り扱っているかも確認するとよいでしょう。
またリースされる中古ビジネスフォンの品質やサポート体制も、よく調べておく必要があります。
なるべく安くビジネスフォンを使うには?

なるべく安くビジネスフォンを使いたいときは、以下についても参考にしてみてください。
- 中古のビジネスフォンを使う
- クラウドPBXを導入する
- リース契約する
中古のビジネスフォンを使う
中古のビジネスフォンは、新品よりも安く手に入ります。
中古のビジネスフォンは新品を利用するよりも、5分の1程度の価格で手に入るものが多いです。
ただし中古のビジネスフォンにはデメリットがあるので、よく検討する必要があります。
- 見た目が汚れている可能性がある
- 保証がない場合もある
- 故障したときに部品が手に入らない可能性がある
コスト面とリスクを比較して、比べるとよいでしょう。
クラウドPBXを導入する
クラウドPBXは、クラウド上に電話交換機(PBX)を設置するサービスのことです。
クラウドPBXを導入すると、ビジネスフォンと同じく
- 内線
- 外線
- 転送
などができるようになります。
クラウドPBXは電話配線の工事や主装置が不要であるため、初期費用を抑えた導入が可能です。
ただし通話品質が不安定だったり、110や119といった緊急ダイヤルに利用できなかったりします。
クラウドPBXとビジネスフォンのどちらが業務に合っているのか、見極めた方が必要でしょう。
リース契約する
リース契約することで、初期費用を抑えながら最新の電話機を導入できます。
起業したばかりで手元にお金がない、別のことに予算を回したいときにメリットが大きいでしょう。
損金に組み入れできるため、節税にも繋がります。
ただし基本的に途中解約はできないうえ、支払総額が購入よりも割高になる恐れもあります。。
ビジネスフォンのリースについて理解しよう
この記事の結論をまとめると
- ビジネスフォンは複数人が同時に会話できる電話
- 大塚商会やアーチ・コミュニケーションズなどの会社がおすすめ
- 月額3,000円から12,000円程度が相場
- ビジネスフォンは保留転送や内線電話ができるといったメリットがある
- ビジネスフォンのリース期間は3年から7年程度
- 主装置を設置する必要があるうえ工事が必要なので割高に感じる
- なるべく安くビジネスフォンを用意したいなら中古やリースの利用がおすすめ
ビジネスフォンのリースは、初期費用を抑えられるといったメリットがあります。
今回の記事を参考にして、ビジネスフォンのリースに対する理解を深めてみてください。