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会社の固定電話契約をする際に注意するべきことは?費用相場をチェック

2023年3月28日

固定電話があれば、ビジネス上の業務連絡や顧客との取引に役立てられます。

この記事では会社が固定電話の契約をするメリットや契約方法について紹介します。

また、固定電話の料金相場や料金形態についても確認していきましょう。

ビジネスで使用する電話なら「ビジネスフォン」がおすすめです。

固定電話を上手に契約してビジネスに役立てましょう!

<この記事で分かること>
・固定電話を契約する際の費用相場はいくら?
・固定電話を契約するメリットとは?
・固定電話を契約する方法を知りたい
・固定電話を解約する方法を知りたい

固定電話の契約にかかる費用の相場はいくら?

固定電話を契約するには、初期費用と月額料金がかかります。

初期費用は契約する際にまとめて支払うお金です。

月額料金は毎月かかる費用で、基本料金と通話料金から構成されています。

ビジネス用固定電話の料金は、月額3,000円から10,000円前後といった料金相場です。

初期費用

初期費用は契約を開始する際、一時的にまとめて払うお金です。

固定電話の初期費用には大きく以下の4種類があります。

初期費用の種類内容
契約料新規契約を結ぶ事務手数料
施設設置負担金電話の新規架設工事費の一部に充てられる費用
線路設置費新たに電柱を設置する場合等にかかる費用
工事費屋内配線等にかかる工事費用

契約料

契約料は、電話の新規取付での事務手続きに関する手数料です。

施設設置負担金

施設設置負担金は、新規契約の際に支払う料金の1つです。

加入者回線の建設費用の一部について、基本料の前払いの位置付けで負担する費用となっています。

施設設置負担金は、加入電話等の新規契約の際にお支払いいただく料金であり、加入電話(単独電話)の場合で現行72,000円(税込75,600円)となっています。

この施設設置負担金は、加入電話等のサービス提供に必要な弊社の市内交換局ビルからお客さまの宅内までの加入者回線の建設費用の一部を、基本料の前払い的な位置付けでご負担していただくものであり、お客さまがお支払いいただいた額を加入者回線設備の建設費用から圧縮することにより、月々の基本料を割安な水準に設定することでお客さまに還元させていただいており、解約時等にも返還いたしておりません。

引用:NTT東日本

月額料金

月額料金は通話にかかる費用です。

定額で支払う基本料金と、通話量によって変わる通話料金で構成されます。

基本料金

基本料金は毎月定額で支払う料金です。

基本料金は以下の4種類から構成されています。

基本料金内容
回線使用料回線設備の保守や更新にかかる費用、事務手続きにかかる費用
付加機能使用料キャッチホンなどオプション機能を利用するための費用
屋内配線使用料屋内配線をレンタルする際に必要な費用
機器使用料端末機器(電話機、PBXなど)をレンタルする費用

基本料金の相場

ビジネス用に固定電話を契約する場合、基本料金の相場は月額3,000円前後です。

NTT東日本によると、事務用の基本料金は以下の通り設定されています。

区分ダイヤル/プッシュ1級取扱所2級取扱所3級取扱所
加入電話・
ライトプラン
ダイヤル回線用2,805円2,860円3,025円
加入電話・
ライトプラン
プッシュ回線用2,915円2,915円3,025円
加入電話ダイヤル回線用2,530円2,585円2,750円
加入電話プッシュ回線用2,640円2,640円2,750円

出典:毎月の基本料金|NTT東日本

通話料金

基本料金とは別に、電話を利用するたびに通話料金が発生します。

以下は固定電話から固定電話へ電話した時に発生する料金表です。

[ ] 内の数字は、3分間通話した場合の料金です。

距離段階昼間夜間深夜
区域内3分 [9.35円]3分 [9.35円]4分 [9.35円]
区域隣接・~20kmまで90秒 [22円]90秒 [22円]2分 [22円]
20kmを超え60kmまで1分 [33円]75秒 [33円]90秒 [22円]
60kmを超え45秒 [44円]1分 [33円]90秒 [22円]

出典:固定電話から固定電話への通話料金|NTT東日本

企業が固定電話の契約をするメリット

企業が固定電話を契約するメリットとして、以下3点が挙げられます。

・信用力が高まる
・各種手続きに便利
・プライベートと仕事の切り分けができる

信用力が高まる

ビジネス用の固定電話を契約すると、社会的な信用力が高まるのがメリットです。

固定電話用の番号があることで、取引先から信用されやすい企業となるでしょう。

固定電話の番号を用意することで、取引先が安心して取引を継続できるようになります。

各種手続きに便利

固定電話用の番号があれば各種手続きに便利なのもメリットです。

法人は、登記など役所手続きに電話番号が必要になります。

その際に、固定電話用の番号があれば手続きをスムーズに進められるでしょう。

固定電話の番号は一度取得すると他の市町村に移転しない限り変更されません。

そのため継続的に利用できるのです。

プライベートと仕事の切り分けができる

ビジネス用固定電話番号を用意すると、プライベートと仕事の切り分けができるのもメリットです。

固定電話がなく、プライベート携帯を使っている企業もあるでしょう。

しかし仕事とプライベートの番号が一緒になっていると、切り分けができません。

ビジネス用の番号を用意すると、プライベートの時間も安心して確保できるのです。

固定電話の契約をする方法

固定電話の契約手続きは、以下の手順で進めます。

固定電話は電話回線や電話機に応じてさまざまな種類があるので、自社の予算やニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。

<固定電話の契約手続き>
1.固定電話の種類を決める
2.電話番号を決める
3.電話機本体と主装置を準備する
4.工事を開始する

電話回線の種類

固定電話の電話回線には以下の4種類があります。

種類内容
アナログ回線アナログ信号で通信する電話回線
デジタル回線(ISDN)デジタル信号でデータの通信をする通信回線
光回線光ファイバーを利用してデータの通信をする通信回線
IP回線IP(インターネット・プロトコル)を利用した通信回線

アナログ回線

アナログ回線は古くからある通信手段です。

どこにでも設置でき、安定した通信環境と障害に強いメリットがあります。

デジタル回線

デジタル回線はデジタル信号に変換して通信を行う手段です。

セキュリティリスクに対応できるメリットがあります。

ただし、デジタル回線を利用するには周辺機器の用意が必要です。

光回線

光回線は光ファイバーを利用した通信回線です。

料金が安く、通信速度に優れているというメリットがあります。

IP回線(IP電話)

IP回線(IP電話)は料金が安く、電話番号がすぐに入手できるというメリットがあります。

IP回線における電話番号は「050」から始まるという特徴があります。

企業向けの固定電話ならビジネスフォンがおすすめ!

ビジネス用の固定電話を利用するならビジネスフォンがおすすめです。

ビジネスフォンは企業の円滑な通信手段を実現してくれます。

最新の機器を導入することで通信費削減や業務効率の改善につながるでしょう。

ビジネスフォンを使うメリット

ビジネスフォンを使うメリットとして、携帯電話を内線化できることが挙げられます。

またリモートコールバックも便利です。

2つのメリットについて紹介します。

携帯電話の内線化

携帯電話を内線化することで、携帯電話やスマートフォンを固定電話のように取り扱えます。

外出先でも固定電話の番号を使えるようになるため、迅速な社内コミュニケーションが可能です。

リモートコールバック

事前に電話帳に登録してある携帯電話から会社に電話を入れると、ビジネスフォンから自動でコールバックされます。

リモートコールバックには外出先から固定電話の回線を利用できるほか、プライベートの電話番号を知られなくて済むというメリットがあります。

取り扱い商品一覧

プラストではビジネスフォンとして「SAXA」「日立」「NTT」の3種類を取り扱っています。

SAXA(サクサ)

SAXAの「PLATIAIⅡ」は中小規模オフィスに最適なビジネスフォンです。

スマートフォンと連携させることで、オフィスでも外出先でも自分のデスクのように扱えます。仕様書:PLATIAⅡ Professional|SAXA

項目収容数
アナログ回線最大12回線12ch
ISDN基本回線最大6回線12ch
INSネット1500
アナログ専用線(OD)最大12ch
アナログ専用線(LD)最大12ch
ひかり電話オフィスA最大32ch
ひかり電話オフィスタイプ最大8ch
ひかり電話A最大2ch
ひかり電話最大2ch
IP電話サービス(楽天コミュニケーションズ)最大32ch
KDDI光ダイレクト最大32ch
au光ビジネス最大32ch
SIP専用線最大32ch

外線収容数

項目収容数
TD810電話機最大32台
TD820電話機最大32台
CL825電話機最大8台
WS805電話機最大8台
単独電話機(FAXを含む)最大26台
ナースコール装置最大24ch
CS800(ID/ND)最大8台
PS800最大16台
UM7700(PHS)最大64台
UF7100(基地局)最大16台※6
IP電話機(NP820)最大72台
IP電話機(NP520)最大72台
IPドアホン(DR1000)最大72台
スマートフォン内線(MLiner)合わせて最大32台

内線収容数

項目収容数
ドアホン最大9台
放送装置(外部スピーカ)最大6台
電気錠(外部出力接点)最大9台
外部センサ最大12台(9台は、ドアホンと排他的利用)
外部音源最大3台

オプション

最大消費電力:220W

HITACHI(日立)

HITACHIの「S-integral」は多様なネットワークに対応するSmartコミュニケーションを実現します。

簡単に使える機能が充実しているため、通信コストの削減や業務効率化といったビジネス課題の解決に貢献してくれるビジネスフォンです。仕様書:【S-integral】主装置 Type L|HITACHI

項目1段2段3段4段
アナログ(回線数)48/4848/9648/96-/96
INSネット64(回線数)24/2424/4824/48-/48
ひかり電話/IP電話
(チャネル数)
48/4848/9648/96-/96

外線収容数

項目1段2段3段4段
多機能電話機(SD)56/64112/128168/196-/256
コードレス電話機(DHCL)8/816/1616/16-/16
コードレス電話機(DCLL/DCLS)16/1616/1616/16-/16
コードレス電話機(DCL)30/3030/3030/30-/30
子機96/12896/12896/128-/128
IP多機能電話機
(IPSD/IPBT/IPLD)
112/168112/16856/112-/56
Legacy Edition-/--/--/--/-
事業所用PHS
接続装置
14/1628/3242/48-/64
子機96/12896/12896/128-/128
単独電話機56/64112/128168/192-/256

内線収容数

項目1段2段3段4段
収容回線数の目安
【外線数+内線数】
56/64112/128168/192-/256
最大消費電力125W230W335W440W
寸法/質量
幅×奥行き×高さ(mm)/質量(kg)
(スタンドおよび内蔵バッテリ含まず)
429×160
×312
/約7.5
429×160
×634
/約14.5
429×160
×956
/約21.5
429×160
×1,278
/約28.5

スペック

使用電源AC100V±10%
環境条件0~40℃、相対湿度20~85%(結露なきこと)
技術基準等適合認定番号ACDE17-0007001/ACDE17-0009001

スペック

NTT(NTT東日本)

NTTの「SmartNetcommunity αA1」は省スペースで安全なビジネスフォンです。

安心・安全に使えるための機能が充実しています。仕様書:SmartNetcommunity αA1 Professional|NTT東日本

項目収容数収容数
ひかり電話100あわせて100
アナログ回線18あわせて100
ISDN回線18あわせて100
(アナログ回線とISDN回線あわせて18)

外線収容数(チャネル):主装置1台(最大収容数)

項目収容数収容数
IP電話機100あわせて100
スター電話機100あわせて100

内線収容数:主装置1台(最大収容数)

固定電話を上手に契約しよう!

固定電話を契約する際は「初期費用」と「月額料金」が必要です。

固定電話を契約することで、会社の信用力を高められるなどのメリットがあります。

法人が固定電話を利用するならビジネスフォンがおすすめです。

ビジネスフォンには携帯電話やスマートフォンを固定電話のように取り扱える機能が備わっています。

経費削減や業務効率化といった効果も期待できるでしょう。

ビジネスフォンを有効活用してビジネスに役立ててください!

<まとめ>
・固定電話を利用するならビジネスフォンがおすすめ!
・固定電話を契約することで会社の信用力が高まるなどのメリットがある
・固定電話を利用するには「初期費用」と「月額料金」がかかる

コラム - 会社の固定電話契約をする際に注意するべきことは?費用相場をチェック
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