複合機プリンターでスキャンできない場合の確認事項を解説!メーカーごとの解決方法を比較

複合機プリンターで書類等をスキャンできないと困った経験がありませんか?
この記事では複合機でスキャンできない場合の確認事項や対応方法について解説します。
有名メーカーごとの設定方法も紹介するので、スキャンする際に困った場合の参考としてください。
複合機のスキャン機能を正しく使いこなしましょう!
<この記事で分かること>
・複合機プリンターでスキャンできない場合の対応方法とは?
・メーカーごとのスキャンを設定する方法を知りたい!
複合機でスキャンできない場合の対応方法

複合機では書類を画像データで保存(スキャン)し、パソコンやメールに送信する機能が備わっています。
しかし、複合機やパソコンの設定が間違っていると複合機が正しく送信できなくなってしまうのです。
複合機でスキャンできない場合、以下の対応方法を試してみてください。
- ・機器を再起動する
- ・ユーザー情報が誤っていないか?
- ・セキュリティ設定が正しいか?
- ・登録情報が誤っていないか?
自分では正しいと思っていても、何らかの理由で設定が変更されてしまうことがあります。
例えば、Windowsのアップデートがあると設定が変わってしまうことがあるのです。
複合機でスキャンがうまくできない場合、これらの設定が正しいかチェックしてみましょう。
機器を再起動する
エラーが出てしまった場合、パソコンあるいは複合機を再起動してみましょう。
一度電源を落とすことでエラーが解消される場合があります。
ユーザー情報が誤っていないか?
複合機に登録しているユーザー情報が誤っていると正しく認証してくれない場合があります。
パソコンに登録したユーザー情報を変えたら複合機の情報も変更しなければならないので注意しましょう。
セキュリティ設定が正しいか?
セキュリティ設定が誤っている場合、スキャンした画像を上手く送信できない場合があります。
特に、WindowsなどOSをアップデートした後には設定が変更されてしまうことがあるので要注意です。
ここでは、複合機から画像データをスキャンする際に注意したいセキュリティ設定についてまとめましたので、確認していきましょう。
アップデート後に設定が変更されてしまう場合がある
WindowsやOSをアップデートした際に設定が勝手に変更されてしまう場合があります。
Windows Updateはセキュリティ設定を更新するために必要なものですが、設定が変更されてしまうことがあるため注意しましょう。
ドライバを最新にする
スキャンエラーが出た場合、複合機のドライバが最新のものに更新されているかどうかをチェックしましょう。
ドライバは複合機を正しく動かすために必要なものです。
ドライバが最新でなければ動作に影響があるほか、セキュリティ上で問題があるため、小まめにドライバのインストール状況をチェックしておくと良いでしょう。
ネットワーク設定を確認する
スキャンデータをパソコンと通信できない場合、ネットワークの設定状況を確認しましょう。
例えば、パソコンが「パブリックネットワーク」になっていると複合機と接続できなくなります。
パブリックネットワークの設定状況はOSの設定画面から「ネットワーク」を選択することで確認できます。
パブリックネットワークは同じネットワーク上にある他の機器からの通信を遮断できるネットワークです。
SMBサーバーの設定
SMB(Server Message Block)サーバーはWindowsのネットワークでファイル共有やプリンター共有を行う通信プロトコルです。
SMBサーバーの設定が無効になっているとプリンターの共有がうまくできません。
SMBサーバーの設定を変更するためには、コントロールパネルで「Windowsの機能の有効化または無効化」という設定画面から「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」にチェックを入れてください。
ファイルとプリンタの共有
「ファイルとプリンターの共有」が無効になっていると複合機からスキャンデータを送信できなくなります。
ネットワークの設定画面から確認できます。
Windowsのアップデートをした後に、共有設定が変更されてしまうことがあるため注意しましょう。
スキャンしたファイルが送信できない場合の対応方法

スキャンしたファイルがメールに届かない場合、何らかのエラーが出ている場合があります。
データファイルが大きすぎたり、保存先のフォルダ名が正しくなかったりする場合はエラーが出てしまうケースがあるため注意しましょう。
データファイルが大きすぎると送信できない
スキャンする画像のデータファイルが大きすぎると送信できない場合があります。
メールソフトには受信するファイルの容量に制限があるため、大きすぎるファイルは送信できません。
例えば、Gmailでは添付ファイルの容量は最大25MBとなっています。
最大容量を超えるファイルは複合機でも送信できないため、ファイル容量が大きすぎないか注意してください。
カラーコピーを白色コピーにしたり、スキャン倍率を圧縮したりするとファイル容量を減らせます。
保存先のフォルダ名は正しいか
スキャンの保存先にしているフォルダ名が正しくない場合、スキャンした画像データを送れません。
通常の設定だと、スキャンした画像データはドキュメントやピクチャフォルダに保存されます。
スキャンした画像の保存先を特定のフォルダに指定している場合、フォルダ先の名称が変わってしまうとスキャンした画像が送信できなくなってしまいます。
保存先フォルダの名称を変更した場合は、複合機の送信先も変更しなければなりません。
複合機メーカー毎にスキャナを設定する方法

複合機でスキャナを設定する方法はメーカー毎に異なる場合があります。
ここでは、複合機メーカーごとに異なるスキャナの設定方法を紹介します。
株式会社プラストではフジゼロックスと東芝の複合機について案内しています。
細かい設定方法についてはメーカーが配布しているマニュアルをご参照ください。
フジゼロックス(現:富士フイルムビジネスイノベーション)
フジゼロックス(現:富士フイルムビジネスイノベーション)の複合機は以下の手順で設定を進めます。
PCおよび複合機で正しく設定したうえでスキャンデータをパソコンで表示できます。
【設定の手順】
[PC]パソコンで事前に準備する
1. Windowsログオンのためのユーザー名とパスワードの確認
2. フルコンピューター名の確認
3. 共有フォルダーの作成
[複合機]宛先の新規登録(宛先表に登録する)【スキャンの手順】
[複合機]文書をスキャンして、パソコンに保存する
[複合機]スキャンした文書がパソコンに送られたか確認する
[PC]保存した文書をパソコンで確認する引用:富士フイルムビジネスイノベーション
対応機器・スペック
株式会社プラストでは以下の機器に対応しています。
【対応機器】
DocuCentre-VII C7788/C6688/C5588/C7773/C6673/C5573/C4473/C3373/C3372/C2273
機種名 | DocuCentre-VII C7788 / C6688 / C5588 |
原稿サイズ | シート・ブック共に最大A3、11×17″、297×432 mm |
用紙サイズ | 最大 SRA3(320×450 mm)、13×18″(330×457 mm)、A3 [手差しトレイでは13×19.2″(330×488 mm)] |
最小 | A5[手差しトレイでは、郵便はがき(日本郵便製)、長形3号(120×235 mm)] |
画像欠け幅 | 先端4.0 mm、後端4.0 mm、左/右3.5 mm |
用紙坪量 | トレイ 64 ~ 220 g/㎡ |
手差しトレイ | 64 ~ 300 g/㎡ |
ファーストコピー・タイム | モノクロ:4.1秒(A4ヨコ/モノクロ優先モード時) カラー:6.5秒(A4ヨコ/カラー優先モード時) |
複写倍率 | 等倍 1:1 ± 0.7 % |
固定倍率 | 50 %、70 %、81 %、86 %、115 %、122 %、141 %、200 % |
任意倍率 | 25 ~ 400 %(1 %きざみ) |
連続複写枚数 | 9999枚 |
出力トレイ容量 | 500枚 |
電源 | AC100 V ± 10%、11 A+9 A、50/60 Hz共用(2電源) |
最大消費電力 | 2.0 kW |
大きさ | 幅700×奥行841×高さ1145 mm |
質量 | 230 kg |
機械占有寸法 | 幅1574×奥行841 mm |
東芝
東芝の複合機では以下の手順でスキャナ機能を搭載している複合機を導入しています。
【スキャンメニューの種類】
・ファイリングボックスに保存する
・共有フォルダに保存する
・Eメールに保存する
・Web Serviceスキャンをする
対応機器・スペック
株式会社プラストでは「e-STUDIO 5015AC」という機器に対応しています。
スマホライクでシンプルな操作画面で使いやすい複合機です。
機種名 | e-STUDIO 5015AC |
形式 | デスクトップ |
カラー対応 | フルカラー |
読み取り解像度 | 600dpi×600dpi |
階調 | 256階調 |
用紙種類 | 60~256g/m²の上質紙 大容量給紙装置より給紙する場合 64~105g/m² 手差し給紙の場合 52~280g/m²の上質紙、インデックス紙、OHPフィルム、郵便はがき、封筒 |
ウォームアップタイム | 約20秒(20℃) |
リカバリータイム | 12秒以下 |
給紙方法/給紙容量 | カセット2段 自動給紙(東芝推奨紙 600枚×2) および手差し給紙(最大100枚連続給紙可能) オプション:多段給紙装置(東芝推奨紙 600枚×2) 大容量給紙装置(東芝推奨紙 2,360枚) ※FAX機能での手差し給紙は行えません。 |
両面機能 | スタックレス方式 |
トナー補給 | 自動濃度検知、カートリッジ供給方式 |
メモリ容量 | 4GB(メインメモリ、ページメモリ共有) |
HDD容量 | 320GB以上(セキュリティHDD) |
電源 | AC100V・15A、50/60Hz共通 |
最大消費電力 | 1.5kW以下 |
エネルギー消費効率 | 123kWh/年 区分:複合機b |
TEC値 | 0.66kWh |
大きさ | 操作パネル傾き 7度時:幅585mm×奥行775mm×高さ787mm 操作パネル傾き 90度時:幅585mm×奥行641mm×高さ787mm |
質量 | 78.7kg(本体のみ) |
機械占有寸法 | 幅968mm×奥行822mm(手差しトレイ伸長時、排紙ストッパ利用時、操作パネル傾き7度、取扱説明書ポケット含む) |
ブラザー
ブラザーの複合機は以下の手順で複合機を設定します。
【ブラザー:複合機でスキャナを設定する方法】
1.原稿をセットします。
2.画像(スキャン)を押します。
3.画像または画像を押して、[スキャン to PC]を選択し、OKを押します。
4.画像または画像を押して、[ファイル]を選択し、OKを押します。
5.本製品がネットワークに接続されている場合は、画像または画像を押して接続先のパソコンを選択します。
6.OKを押します。
Canon
Canonの複合機では以下の手順で設定します。
【Canon:複合機でスキャナを設定する方法】
Step1:パソコンに共有フォルダーを作成する
Step2:本機に宛先として登録するパソコンの情報をメモする
Step3:共有フォルダーへ送信する宛先をアドレス帳に登録する
Step4:原稿をスキャンして共有フォルダーに送信する
エプソン
エプソンの複合機でスキャナを設定する手順は以下の通りです。
【エプソン:複合機でスキャナを設定する方法】
1.電源を「オン」にし、スキャナーに原稿をセットします。
2.本体ボタン操作時の動作設定を行います。Epson Event Managerで設定を行います。
3.目的に合わせて本体のボタンを押します。
複合機でスキャンできない場合の確認事項

「複合機でスキャンできない」とお困りの場合、以下の事項をチェックしてみてください。
- ・ネットワーク設定を確認する
- ・ファイル名やサイズを確認する
- ・どうしてもスキャンできない場合はサポートセンターに問い合わせを!
これらの設定が誤っている場合、スキャンが正しくできない場合があります。
株式会社プラストでは、お客様の環境に合わせて複合機の選定から購入・リースをサポートしています。
便利なスキャン機能を搭載している複合機を導入してビジネスの効率化に役立ててください。