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ソフトフォンとは?メリット・デメリットからおすすめのソフトフォンについて徹底解説!

2023年5月8日

この記事では「ソフトフォント」について紹介していきます。

ソフトフォンとは、スマートフォンやパソコン、タブレットに専用のソフトウェアをインストールして、インターネットを介して音声通話が可能になるサービスを指します。

他にも「ソフトフォンのメリット・デメリット」や「おすすめのソフトフォン」についても解説します。

ぜひこの記事を参考に、ソフトフォンについて理解を深めてみてください。

ソフトフォンとは?

ソフトフォンとは、専用のソフトウェアやアプリをインストールすると、電話機能の無いタブレットやパソコンなどで通話ができるサービスを指します。

例として、「Skype」や「LINE」などもソフトフォンの一種になります。

IP電話とは異なり、専用の電話機は必要ありません。

ソフトフォンのメリット

ソフトフォンのメリットについては、以下が挙げられます。

  • コスト削減
  • インターネット環境があれば電話業務ができる
  • フリーアドレスが可能
  • 便利な機能が豊富

それぞれのメリットについて紹介していきますので、ぜひ確認してみてください。

コスト削減

ソフトフォンは、専用の電話機を設置する必要がありません。

従来のIP電話では、電話機代や配線工事などの初期費用がかかってしまい、導入するのにコストがかかってしまいますが、ソフトフォンでは専用のソフトウェアをダウンロードすれば通話が可能です。

インターネット環境があれば電話業務ができる

ソフトフォンは、端末とインターネット環境があれば、どこでも電話業務ができるメリットが挙げられます。

どこからでも顧客やクライアントからの問い合わせ内容を確認できるので、スムーズな対応ができ、顧客満足度アップのメリットも期待できます。

フリーアドレスが可能

ソフトフォンを導入すれば、配線工事が必要なくなるので、自由にレイアウト変更ができ、フリーアドレスが可能です。

電話機を置くスペースを確保する必要がないので、オフィスのスペースをさらに有効活用できます。

便利な機能が豊富

ソフトフォンには、以下のように便利な機能が利用できるメリットが挙げられます。

  • 会議電話
  • 通話録音
  • 音声自動応答
  • PCと電話の統合
  • コールセンター機能
  • 外部システムとの連携

上記以外にも転送や保留などの基本的な機能も利用できます。

また、ソフトフォンの種類によっては、独自機能もあるので、自社に合っているソフトフォンを選ぶようにしましょう。

ソフトフォンのデメリット

ソフトフォンのデメリットについては、以下が挙げられます。

  • 通話が不安定になるケースもある
  • ヘッドセットが必要になる
  • パソコンの電気代がかかる

それぞれのデメリットについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

通話が不安定になるケースもある

ソフトフォンはインターネット回線を使用して通話を行なっているので、ネットワーク環境によっては通話が不安定になるケースもあるので注意が必要です。

インターネット回線は、使用している人が集中してしまうと、使用データが増えてしまい回線が遅くなってしまいます。

ソフトフォンを導入して、通話音質が不安定になっている場合には、ネットワーク環境の改善も必要になります。

ヘッドセットが必要になる

ソフトフォンはパソコンを使って電話が利用できますが、そのまま使用してしまうと、音声が周りの従業員に聞こえてしまうので、ヘッドセットが必要になります。

ヘッドセットが無いと、相手の声が聞きづらいのはもちろん、自分の声も届きにくくなるので、注意が必要です。

パソコンの電気代がかかる

ソフトフォンを使用するには、パソコンを常に起動する必要があるので、パソコンの電気代がかかってしまうデメリットが挙げられます。

ソフトフォンとIP電話との違い

ソフトフォンとIP電話との違いについては、以下が挙げられます。

項目IP電話ソフトフォン
導入コスト初期コスト:費
専用電話機:必要
配線工事費:必要
初期コスト:0円
専用電話機:不要
配線工事費:不要
アプリインストール:無料
利用端末専用の電話機パソコン・スマートフォン
利用場所専用電話機の設置場所限定ネット環境があればどこでも
配線工事必要不要
電話機能通話・保留・転送・アドレス帳通話・保留・転送・アドレス帳

ソフトフォンとIP電話での基本的な電話機能での違いはありませんが、配線工事や導入コストがかからないので、ソフトフォンの方がメリットが大きいと言えるでしょう。

ソフトフォンを選ぶポイント

ソフトフォンを選ぶポイントについては、以下が挙げられます。

  • 機能が豊富か
  • 受電ログが残るか

それぞれのポイントについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

機能が豊富か

ソフトフォンの種類によってさまざまな機能があるので、自社に合った機能があるソフトフォンを選ぶようにしましょう。

無料もしくは安いコストでソフトフォンを導入できますが、機能が少なく業務効率が下がってしまうのであれば、多少コストが高くても機能が多くあるソフトフォンを利用することをおすすめします。

また、将来的な規模拡大も視野に入れて導入するソフトフォンを検討すると良いでしょう。

受電ログが残るか

受信ログが残るソフトフォンを選ぶと、履歴や記録などが残るので、トラブルの予防になります。

新規問い合わせが来た際にも、受電ログが残っていると再度営業電話ができたりなどアプローチがしやすくなったりします。

しかし、無料のソフトフォンには受電ログが残る機能は付いていないケースもあるので、あらかじめ確認をしておきましょう。

ソフトフォン導入に必要な準備

ソフトフォン導入に必要な準備については、主に以下が挙げられます。

  • デバイスの準備
  • インターネット環境の整備
  • ソフトウェアのインストール

それぞれの項目について解説します。

デバイスの準備

ソフトフォンを利用するには、パソコンやスマートフォンなどのデバイスの準備が必要になります。

また、パソコンでスマートフォンを利用する際には、ヘッドセットも必要になるので、事前に準備をしておきましょう。

Web会議などのオンラインでの通話を、複数人で行うようなケースでは、スピーカーがあった方が会話が聞きやすくなります。

インターネット環境の整備

ソフトフォンの利用には、インターネット環境の整備は必要不可欠になります。

スマートフォンであれば、モバイル回線を利用すれば問題ありませんが、パソコンだと無線LANや有線LANなどの配線工事が必要です。

オフィス内でソフトフォンを利用する人数によっては、通信速度が遅くなってしまったり、通話品質が落ちてしまったりするので、通信量が多く扱えるインターネット環境を設置するのをおすすめします。

ソフトウェアのインストール

ソフトフォンを利用するには、ソフトフォンのアプリやソフトをパソコンやスマートフォンにインストールが必要です。

基本的にアプリやソフトのインストールは無料で行えますが、端末のバージョンが古いと、インストールしても使えない可能性があるので、必ず事前に確認を行ってください。

おすすめのソフトフォン3選

おすすめのソフトフォンについては、以下が挙げられます。

  • 3CX VOIPフォン
  • MOT/PBX
  • OFFICE PHONE

それぞれのソフトフォンについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

3CX VOIPフォン

出典:3CX VOIPフォン

項目内容
月額費用別途相談
初期費用比較的高い
※フルオーダーメイド
対応端末・スマートフォン(Android,iOS)
・パソコン(Windows,Mac)
導入社数世界250,000社以上(2022年)

3CX VOIPフォンは、世界中で利用されている人気のソフトフォンです。

顧客ごとにカスタマイズがしやすいので、業務効率化を行えるメリットが挙げられます。

料金については、カスタマイズによって大きく異なるので、事前に確認をしておきましょう。

MOT/PBX

出典:MOT/PBX

項目内容
月額費用3,980円(1~20台まで)
8,500円(20~50台まで)
要問合せ(51台以上)
初期費用29,800円~(1~20台まで)
39,800円~(20~50台まで)
要問合せ(51台以上)
対応端末・スマートフォン(Android,iOS)
・パソコン(Windows,Mac)
導入社数国内27,000社以上(2022年)

MOT/PBXは、国内のみの導入実績があり、他のソフトウェアに比べて高音質の特徴があります。

クラウドPBXを分散利用が可能になるので、音質が安定しやすいメリットが挙げられます。

OFFICE PHONE

出典:OFFICE PHONE

項目内容
月額費用基本利用料:3,400円~
ライセンス料:98円/台
初期費用無料
※キャンペーン終了時には有料
対応端末スマートフォン(Android,iOS)
パソコン(Windows)
導入社数国内20,000社以上(2022年)

OFFICE PHONEは、電話番号は今まで通りで、代表番号での受信や発信がどこからでもできる人気のソフトフォンです。

時期によって異なりますが、キャンペーンも豊富に取り扱っているので、お得に利用できます。

また、月額料金も他のソフトフォンに比べて安いので、はじめてソフトフォンを利用する方にもおすすめと言えるでしょう。

ソフトフォンを導入して業務効率化を目指そう!

今回は、ソフトフォンについて知りたい方に向けて、ソフトフォンのメリット・デメリットやおすすめのソフトフォンを紹介しました。

ソフトフォンのメリットについては、以下が挙げられます。

  • コスト削減
  • インターネット環境があれば電話業務ができる
  • フリーアドレスが可能
  • 便利な機能が豊富

今回の記事を参考に、ソフトフォンを導入して業務効率化を目指してみてください。

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