セキュアPCとは?セキュアPCのメリットや注意点について徹底解説

セキュアPCとは、セキュリティ対策によって安全な状態が確保されたPCのことを指します。
この記事では「セキュアPCとは?」について紹介していきます。
他にも「セキュアPCのメリット」や「セキュアな状態にするポイント」についても解説していきます。
ぜひこの記事を参考に、セキュアPCについて理解を深めてみてください。
セキュアPCとは?

セキュア端末やセキュアPCは、セキュリティ対策により安全な状態が確保された端末やPCのことをいいます。
セキュア端末やセキュアPCの需要が高まっている背景には、リモートワークの普及や働き方改革により、会社のPCをオフィス以外の場所で使うシチュエーションが増えたことが考えられます。
情報漏えいやマルウェア感染の危険を防ぎつつ、オフィスにいるのと同様にスムーズに業務がおこなえる端末やPCが求められています。
セキュアPCはZENMU Virtual Driveの活用により、PC端末の紛失・盗難時の情報漏洩を防止するセキュリティソリューションです。
具体的にセキュアPCの特徴については、以下があります。
- 短期間で導入可能
- セキュリティ機能が高い
- オフラインで利用できる
- リアルタイムで管理可能
それぞれの特徴について解説していきます。
短期間で導入可能
セキュアPCは、メーカーや商品によっても異なりますが、3ヶ月程度で導入して利用することができます。
サーバー構築や設計などの作業が不要なので、ポリシー設定のみになるので短期間で導入することが可能です。
導入までの流れは、標準仕様をもとに企業の要望に合わせてカスタマイズをおこないます。
その後、複数回テストを実施し、最終版を作成して導入するという流れです。
セキュリティ機能が高い
セキュアPCは、セキュリティ機能が高いので、情報漏洩を防止することが可能です。
ユーザーデータをクラウドとローカルに分散することによって、端末に残っているので意味ないデータとなるので、端末の紛失や盗難などによる情報漏洩を防ぐことができます。
万が一、端末の紛失や盗難の被害に遭ってしまった場合には、クラウド上のデータをロックすることも可能なので、被害を最小限に抑えることにもつながります。
端末が発見された場合には、ロックを解除することですぐに利用可能です。
また、アクセスログによって不正利用の有無も確認できるので、より高い安全性が期待できます。
オフラインで利用できる

セキュアPCは、クラウド上に分散されているファイルをUSBメモリーやスマートフォンなどに同期することによって、オフラインでも利用することが可能です。
オフライン環境にあるサーバなどの端末は、社内外の機密情報を取り扱っているケースが多くみられるので、セキュリティの高さも重要です。
このように、通信状況に依存されないので、ネットワーク環境のない場所や通信状態が不安定な場所でも快適に業務を進めることができます。
リアルタイムで管理可能
セキュアPCは、社内LAN接続を必要とせず、リアルタイムで管理することが可能です。
テレワーク中でも、ネット環境があれば各端末の状態をリアルタイムで管理できるので、PC端末はもちろん、スマートフォンやタブレットなどのあらゆる端末を一元管理できます。
また、あらゆるデバイスを一つのコンソールで管理できたり、各種設定やアプリケーションをクラウドを通じて適用ができるので運用効率を高めることにもつながります。
セキュアPCのメリット

セキュアPCのメリットについては、以下があります。
- 情報漏洩の予防
- BCP対策
- マルウェア対策
- 社会的信用の確保
- テレワーク時のセキュリティの課題を解決
それぞれのメリットについて解説していきます。
情報漏洩の予防
セキュアPCの最大のメリットとして、高いセキュリティによって情報漏洩の予防ができることが挙げられます。
普段の業務で取り扱っている情報は、顧客データや企業秘密などの重要なものが多く含まれているのも事実です。
万が一、重要な情報が流出してしまうと、顧客や取引先にまで被害を与える恐れがあり、損害賠償請求のリスクも考えられます。
情報化社会が進む中で、情報漏洩を予防することは、必要不可欠といえるでしょう。
BCP対策
セキュアPCを導入することで、BCP対策にも効果的に働くメリットが挙げられます。
BCPとは、事業継続計画のことで、自然災害や感染症の流行、テロなどの緊急事態の際でも、被害を最小限に抑えて、事業の早期復旧や継続が見込めるような対策を指します。
また、BCPにはセキュリティ事故が起こった際やサイバー攻撃を受けた際の想定も含まれています。
インターネット上にデータ保存ができるため、企業の活動拠点が被災した場合でも、情報データを安全に残しておける可能性が高いです。
さらに、PCだけでなくスマートフォンなどのあらゆるデバイスからデータの管理・閲覧ができるので、情報データを確認できる選択肢が広く、緊急時にも対応しやすくなります。
マルウェア対策

セキュアPCは、高いセキュリティ機能があるので、悪意のある第三者が作ったウイルスやランサムウェアなどのマルウェア対策にも効果的に働きます。
端末がマルウェアに感染してしまうと、ネットワークを介して他の端末にも感染して、情報漏えいやなりすまし、データ改ざんなどさまざま被害が拡大してしまうリスクも考えられます。
マルウェアに感染させる手口は年々高度になっているので、常に最新のマルウェア対策をおこなうことが重要です。
社会的信用の確保
セキュアPCを導入することで、クライアントやお客さんなどからの社会的信用の確保につながるメリットもあります。
情報漏洩やマルウェア感染、セキュリティ事故などによって復旧が遅れたりすると、業務に悪影響が出てしまうのも事実です。
業務が通常通りおこなうことができないと、クライアントやお客さんから「セキュリティ意識の低い会社」と認識されてしまい、社会的信用度が落ちてしまいます。
そのため、企業イメージの低下や顧客離れを起こさないためにも、セキュリティ対策をしっかりおこなうことが大切といえるでしょう。
テレワーク時のセキュリティの課題を解決
セキュアPCは、テレワーク時のセキュリティの課題を解決できるメリットが挙げられます。
例えば、カフェなどで公衆無線LANを利用する際に、サイバー攻撃者による悪意のあるアクセスポイントに接続してしまうリスクがありますが、不審なネットワークを検知する機能が搭載されているセキュアPCなら、リスクを回避できます。
また、社外に持ち出した端末を紛失や盗難してしまった際には、遠隔でHDD・SSDデータを消去でき、情報漏洩のリスクも抑えることが可能です。
セキュアな状態にするポイント

セキュアな状態にすることによって、セキュリティ対策がされた安全な状態を維持することができ、マルウェア感染や不正利用を防ぐことにもつながります。
具体的に、セキュアな状態にするポイントについては、以下があります。
- ソフトウェア更新をおこなう
- セキュリティソフトを導入する
- セキュリティレベルの対策ストレージやサーバーを導入する
- 社員へのセキュリティ教育をおこなう
- パスワード管理をしっかりとおこなう
- 防犯に備える
それぞれのポイントについて解説していきます。
ソフトウェア更新をおこなう
ソフトウェアには、時間の経過とともに脆弱性と呼ばれている不具合が発生してしまい、セキュリティに問題が出てしまうので、セキュアな状態にするにはソフトウェア更新をおこないましょう。
ソフトウェア更新とは、PCやタブレットなどの端末に入っているソフトウェアを最新の状態にすることです。
更新することで、新たに発覚したソフトウェアの脆弱性を修正して、端末のセキュリティ性を高められます。
端末の設定で、ソフトウェアを自動更新の設定をしたり、定期的にバージョン確認をするなどの運用のルール化をおこなうようにしましょう。
セキュリティソフトを導入する
日常業務でPCを使用する場合には、セキュリティソフトを導入することで、セキュリティを高めることができます。
具体的に、セキュリティソフトを選ぶ際に重視すべきポイントは、どのくらいマルウェアを検出できるかのソフト検出力があるかどうかです。
その他にも、頻繁に更新がおこなわれていたり、PCやサーバーへの負荷が重くないかなどのポイントも確認するようにしましょう。
セキュリティレベルの対策ストレージやサーバーを導入する

書類電子化が進んでおり、データを保管するセキュリティ性の高さが求められるので、セキュリティレベルの対策ストレージやサーバーを導入するようにしましょう。
予算が少なく、新規で導入することが難しい場合には、セキュリティレベルの高いオンラインストレージやレンタルサーバーを導入するのをおすすめします。
また、自社サーバーの場合はセキュリティ要件に適したファイアウォールを選ぶことで、セキュアな状態を実現しやすくなります。
社員へのセキュリティ教育をおこなう
ITシステムやインターネット技術の発展によって、企業は多くの情報を管理・処理することが可能になりましたが、管理やシステムの操作が複雑化し、情報の消失や漏洩のリスクが高くなっています。
また、管理する情報の価値が高くなればなるほど、企業の規模に関わらず外部からのサイバー攻撃の対象になるリスクが高くなります。
どんなにセキュリティ性の高いサーバーやセキュリティソフトを導入しても、人為的なミスが起こりやすい環境ではセキュリティレベルが低くなってしまいます。
例えば、以下のように社員へのセキュリティ教育を行うようにしましょう。
- 情報の持ち出し制限
- 覚えのないメールやファイルは開かない
- 不要なソフトをダウンロードしない
上記のように、細かいルールを設定したうえで教育を徹底し、常にルールが守られるようにしましょう。
パスワード管理をしっかりとおこなう
社内でパソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末や、利用するソフトウェアやサービスを利用しているのであれば、セキュリティを高めるためにもパスワード管理をしっかりとおこなう必要があります。
具体的にパスワード管理をおこなう方法として、以下があります。
- パスワード生成ツールを使う
- パスワード管理ツールを使う
- ファイルに記録してアクセス制限をかける
パスワードを設定する際には、名前や誕生日など推測しやすいもので設定したり、同一パスワードを使い回すなどといったことは避けるようにしましょう。
このように、パスワード管理がしっかりとおこなわれていないと、セキュリティ事故につながりやすいので、管理を徹底するようにしましょう。
防災や防犯に備える

セキュリティ性を強化するのであれば、防災や防犯に備えることも重要です。
防犯の対策として、データが破損したり紛失したりした場合に備えて、定期的にバックアップをとるよう運用ルールを徹底するようにしましょう。
オフィスの防犯のためにカメラを設置したり、耐震設備を導入するなど、物理的な防犯対策も重要です。
セキュアPCの注意点

セキュアPCは、安全な状態が確保されたPCですが、必ず必ず情報漏洩などの被害に遭わないというわけではないので注意が必要です。
セキュリティ性を高めるためにセキュアPCを導入するのはもちろん、それ以外にもセキュリティ対策をしっかりとおこなうようにしましょう。
具合的にパソコンを使用するセキュリティ対策の基本については、以下があります。
項目 | 効果 |
ログインパスワードの設定 | 無断使用の防止 |
標準ユーザーの作成 | 第三者による不正な設定変更の防止 |
ソフトウェアの最新版への更新 | 脆弱性の対策 |
ウイルス対策 | コンピューターウイルス感染の防止 |
パーソナルファイヤーウォールの使用 | 不正アクセスの防止 |
また、普段からブラウザを利用する際には、怪しいサイトにアクセスしたり、不審なメールが届いたら開かないなどの心がけも必要です。
セキュアPCを導入して情報漏洩を防止しよう!

今回は、セキュアPCのメリットや注意点を紹介しました。
セキュアPCの特徴については、以下があります。
- 短期間で導入可能
- セキュリティ機能が高い
- オフラインで利用できる
- リアルタイムで管理可能
また、セキュアな状態にすることによって、セキュリティ対策がされた安全な状態を維持することができ、マルウェア感染や不正利用を防ぐことにもつながります。
今回の記事を参考に、セキュアPCを導入して情報漏洩を防止しましょう。